お見送り

 〇基本的な流れ

1.お客さまとの面談を終えたら、訪問のお礼を述べましょう。またお客さまが帰り支度を終え立ち上がってから、席を立つようにします。

 

「本日はご足労いただき、ありがとうございました」

 

※用件を切り上げるのはお客さまから!!
あくまでも帰りをせかすような行動はしないようにしましょう。

 


 

2.お客さまより先に出入り口に行き、ドアを開けて、お客さまに先に退室してもらいます。

※お客さまが応接室を出る際は、忘れ物がないか確認しましょう。
大きな荷物を持っていらっしゃる場合は「お持ちします」の一言も忘れずに!!
また車で来訪されている場合は、お土産や荷物は、車に乗ってからお渡ししましょう。

 


 

3.案内するときと同様に、見送る場所まで客さまを誘導します。

・自社ビルの場合・・・会社の玄関口まで。
・オフィスビルの場合・・・エレベーター前まで。

 

※玄関までの距離が遠い場合は、エレベーターまで見送り、
「申し訳ございませんが、こちらで失礼いたします」とお詫びの気持ちを伝えましょう。

 


 

4.見送る際のお辞儀は、相手が見えなくなるまで頭を下げているのが基本です。

・エレベーターや会社の玄関口の場合・・ドアが閉まり始めてからお辞儀をし、完全に閉まるまで。
・徒歩や車の場合・・・人や車が見えなくなるまで。

 

 

 

◎見送りは、出迎えの時以上に気持ちを込め丁寧に!!
出迎えや接客中のマナーも大切ですが、心を込めて
見送りをすることで相手へ良い印象を残すことができます。

 

お見送り画像

 お見送りができたら・・・応接後の後かたづけへ」

「来客応対の心得」に戻る