ビジネスシーンでは、だれに対しても丁寧な言葉遣いをするのが基本です。間違っても友人との会話のような話し方ではいけません。
ビジネスシーンでの言葉遣いというと敬語を思い浮かべがちですが、日ごろの言葉遣いもチェックしてみましょう。
次のような話し方をしていませんか?
不適切な言葉 | 例 | 与える印象 |
---|---|---|
流行語や なれなれしい言葉 |
「違うっていうか…」 「そうなっちゃうんですよ」 |
けじめのないふざけた 印象 |
相手を見下した言葉 |
「まだできないのですか」 「早くいただけますか」 |
責められているような印象 |
語尾を伸ばす話し方 | 「えっとぉ~」 「それでぇ~」 「だからぁ~」 |
歯切れの悪い印象 |
友人同士のような 流行言葉 |
「マジですか?」 「ヤバい」 「~みたいな」 「なにげに」 「私的には、○○○」 「超~」 |
ラフで幼い印象 |
指示語 | 「あれを見てください」 「これだったらどうですか」 「それを送ってください」 |
不明瞭な表現は避ける 正しく伝わらず、 誤解を招く原因となる |
丁寧すぎる言葉 | 「お店で販売させていただいております」 「お教えしていらっしゃいます」 |
必要以上に丁寧な 言葉は耳障りとなる |
カタカナ、外来語に 「お」をつける 使い方 |
「おコーヒー」 「おビール」 |
カタカナ、外来語には 「お」「ご」「御」は付けない |
言葉遣いはその人の人格を表すものと言われます。ビジネスシーンで相手に与える印象をもう一度確認してみると良いですね。適切な言葉遣いのできる人は、周りから高い評価を得ることができます。
「親しき仲にも礼儀あり」。
敬語を含めた適切な言葉遣いが人間関係に潤いをもたらすのです。
言葉遣いをはじめ、ビジネスマナーは失敗を重ね、場を踏むことで、経験と知識が蓄えらえれていきます。一つ一つ謙虚な気持ちで覚えていきましょう!